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集中力アップのために、本当に必要なこと

こんにちは!ハクシノレシピ元エプロン先生のゆりかです。現在は海外の幼稚園に勤め、元気な元気な年中さんの担任をしています。日本に戻ってきた際は、またエプロン先生をやりたいと思っています!

さて、今日のテーマは「子どもの集中力」。

「うちの子、次から次へとおもちゃを出して、集中力がないのかな…」「宿題ももっと集中してやればすぐ終わるのに…」とお悩みのお父さまお母さま、いらっしゃいませんか?

ご家庭でできる集中力アップ術、お教えします!

子どもの集中できる時間

そもそも、「集中している」とはどういう状態でしょうか?机に座って何かをしていれば集中?同じことを長く続けていれば集中?そう考えると、集中というのはとても難しい状態のような気がしますね。

宿題や授業に集中することは将来の仕事にも繋がるようにも考えられますが、では大人になった私達はどうでしょうか?

9時に仕事が始まり12時に昼休憩、3時間デスクについてずっと仕事をしているとします。さてその3時間、ずっと集中力を切らさずに仕事ができるという方、いらっしゃいますか?

確かに大人になると物事を比較的長時間続けることはできるようになります。しかしそれがイコール集中とは言えなさそうです。

子どもの集中が続く時間は幼児ならば年齢+1分、小学生は15分と言われることもありますが、実は大人になっても本当に深い集中というのはたったの15分程度とされています。

人はどんな時に集中できるか

では人はどんなときに1番集中できるのでしょうか?これはすぐに思い浮かぶかと思いますが、好きなことをしているときや趣味の時間は、気がついたらあっという間に時間が経っていますよね。

子どもの場合、好きな遊びをしているときは集中しているのではないでしょうか。

このどちらにも共通しているのは自発性です。自分がやりたいと思い、楽しいと感じていることはとても集中できます。

集中力を削ぐものとは

では逆に、集中力を削ぐ原因となっているのはなんでしょうか?

1番大きなものは環境です。取り組もうとしている物の横にタブレット端末があったり、顔を上げればテレビがついていたり、机の上がごちゃごちゃと片付いていなかったり… 想像してみると、どう考えても集中できなさそうですね。

そして長時間のテレビやゲーム。一見、ゲームをしている最中は非常に集中している状態のように思えます。しかし「飽きないように」プログラミングされたものに没頭することは当たり前であり、それが集中力を鍛えることに繋がるとは言えないようです。

(ゲームも全てが悪ではなくものによっては集中力や脳機能を高めるものもあるとされています。)

家庭でできる集中力アップ法

さて、では家庭ではどのように集中力を鍛えることができるのでしょうか?はじめに言ったように机に座っていられる力は集中力とはまた違うので、今回は純粋な集中力、「ある物事に注意を向ける力」についてを考えていきたいと思います。

まず大切なのが遊ぶこと。いやいや勉強をやらせたいんだけど…という方、それは後回しです!

遊び、特に子どもが自分でやりたいと思ってやり遂げるものというのは発達において非常に重要なものです。遊びによって、むしろ遊びでしか育めない能力はたくさんありますが、集中力もそのひとつです。

遊びと勉強を並べると、一見将来役に立ちそうなのは勉強ですよね。しかし、大人になってから同世代の友達とかぶとむしを追いかけて、発達にどのような影響があるでしょうか。

そう、勉強は本人がその気になれば大人になっても歳を取っても死ぬ間際でもいくらでもできますが、発達に対して有意義に遊ぶことは子どもの間しかできないのです。そしてとことん遊び込み、自分の興味に向かう力をつけた子どもは、勉強や学びに対しても集中力を発揮していくようになるのです。

さらにおすすめしたいのは読書です。最近では本の読み方を知らない中学生も少なくないようですが、やはり読書は学習の基本。文字情報しかない中で想像力を働かせ情景を思い描き登場人物像を掴み喋らせる、というのは非常に集中力を必要とするものですよね。

また幼児期には絵本の読み聞かせが主ですが、あわせておすすめしたいのが絵を見せない読み聞かせです。私の担任している年中組で4月から実践しているのが、週に1度、耳だけでグリム童話を聴くということ。初回は頭をぐらんぐらんさせながら寝ていた子どもたちも(笑)今では10分程のお話でも集中して聴くと短く感じるようで「えーもう終わり!?」なんて言っています。

最後に忘れてはいけないのが、当たり前のようですが食事と睡眠です。「早寝早起き朝ごはん」というのはよく言ったもので、早く寝られるように早く夕食を終わらせるときちんと消化が進み、寝ている間は寝ることに集中ができます。そして朝は太陽の光ですっきり目を覚ますとしっかり朝ごはんが食べられます。すると体温と血糖値が上がり日中は元気に、学校の勉強にも集中して取り組むことができます。このサイクルを身につけると、集中力のみならず健康的に過ごすことができますよね。

まとめ

何事もやっぱり根本は「食う寝る遊ぶ」。本当に大切なことは一朝一夕に身につくものではありません。目には見えない成長、すぐに成果はでない発達課題こそ、大切に考えていきたいですね。

ハクシノレシピとは

ハクシノレシピは、3歳から自宅で学ぶレシピのない料理教室です。

料理を手段として、レシピを使用しないことでお子さまの思考力や表現力、判断力の向上を目的としています。

▼ハクシノレシピ WEBページ

https://hakushi-no-recipe.com/

ゆりか先生

ハクシノレシピ元エプロン先生のゆりかです!現在は海外の幼稚園にて勤務しています。

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